昆虫採集というと、夏のカブトムシやクワガタを思い浮かべる方が多いかもしれません。
確かに、夏は昆虫たちが最も活発に活動する季節で、種類も数も多く、採集しやすい時期です。
しかし、昆虫採集は夏だけのものではありません。春、秋、そして冬にも、それぞれの季節ならではの楽しみ方があるのです。
春の昆虫採集
春は、冬を越した昆虫たちが活動を始める季節です。チョウがひらひらと舞い、テントウムシが草むらを歩き回る姿を見かけるようになります。春の採集では、チョウの仲間や、越冬から目覚めたばかりの甲虫などを探すのが楽しいでしょう。また、幼虫から蛹、そして成虫へと成長していく昆虫の姿を観察するのも、春ならではの楽しみ方です。
見つけやすい虫: テントウムシ、モンシロチョウ、アゲハチョウ、ハルジオンの花に集まるハナアブなど
ポイント: 日当たりの良い草地や、花が咲いている場所
秋の昆虫採集
秋は、夏の間に成長した昆虫たちが、次の世代のために活動する季節です。バッタやコオロギなどが鳴き、チョウは蜜を求めて飛び回ります。秋の採集では、鳴く虫の声に耳を澄ませたり、秋の草花に集まるチョウを観察したりするのがおすすめです。また、冬を越すための準備をしている昆虫の姿を探すのも、秋ならではの楽しみ方です。
見つけやすい虫: バッタ、コオロギ、トンボ、ススキの穂に集まる虫など
ポイント: 草原や河川敷、ススキの生えている場所
冬の昆虫採集
冬は、昆虫たちが寒さをしのぐために、さまざまな方法で身を隠している季節です。落ち葉の下や木の皮の下、土の中などで、じっと春を待っているのです。冬の採集では、これらの隠れている昆虫を探すのが醍醐味です。また、木の枝などに卵で越冬している昆虫を探すのも、冬ならではの楽しみ方です。
見つけやすい虫: 落ち葉の下にいるゴミムシやオサムシ、木の皮の下にいる甲虫の仲間、木の枝に産み付けられたカマキリの卵など
ポイント: 落ち葉が積もった場所、木の幹、枯れ木
このように、昆虫採集は一年を通して楽しめるアクティビティです。季節ごとに異なる虫たちの姿を発見し、自然の移り変わりを感じることができます。ぜひ、四季折々の昆虫採集を楽しんでみてください。
- 春: まだ気温が低い日もあるので、防寒対策をすること。
- 夏: 熱中症対策をしっかり行うこと。虫除け対策も忘れずに。
- 秋: 日没が早くなるので、早めに採集を終えること。
- 冬: 防寒対策をしっかり行うこと。山に入る場合は、雪などで足場が悪くなっている場合があるので注意すること。
