言語切替

カブトムシ採集に出かけよう 成虫の採取方法基本編

カブトムシ採集は、子どもたちが自然に興味を持つための素晴らしいきっかけとなります。
夜の公園や雑木林を探検し、木の蜜(樹液)に集まるカブトムシを見つける体験は、子どもたちにとって大きな驚きと感動を与えます。

この記事では、カブトムシ採集の初心者向けに、親子で楽しめるカブトムシ採集をテーマに、安全に、そして最高の思い出となるよう、カブトムシを見つけやすい時期や準備、採取方法について詳しく解説します。

カブトムシ採集を楽しもう!夏の親子の思い出作りに!

子どもにとってのカブトムシ採集

子どもにとって、カブトムシを捕まえるのはワクワクする冒険です。
特に夜、お父さんやお母さんと一緒に出かけるのは、特別なイベントそのもの。
昼間とは違う、静かでちょっぴり暗い公園は、まるで違う世界に見えます。

街灯の明かりや自分の持つライトだけが頼りの暗い道を進んでいくドキドキ感。
木の陰に何かいるんじゃないかと、胸が高鳴ります。
「本当にいるかな?」「どんなカブトムシが見つかるかな?」と、期待と不安が入り混じった気持ちが、さらに冒険心をかき立てます。

木の幹にライトの光を当ててじっくりと探し、黒くて大きなカブトムシの影を見つけた時の感動は、言葉では言い表せないほど!それはまるで、自分だけの宝物を見つけたような喜びです。

子どもの成長・工夫する大切さ・達成感

もしカブトムシを見つけられなくても、ガッカリする必要はありません。夜の公園を探検したこと、お父さんやお母さんと一緒に特別な時間を過ごしたこと、そのすべてが大切な思い出になります。
そのうえで、このイベント感があることで「もう一度、調べなおしてリトライしたい」と思えます。

1度の失敗で終わらない。調べなおして2度目、3度目の挑戦で成功し、親子そろって喜ぶ瞬間は忘れられない思い出になるでしょう。

カブトムシ探しは、単に虫を捕まえるだけでなく、親子の絆を深める素晴らしい機会です。ドキドキワクワクの冒険を通して、忘れられない夏の思い出を作ってください。

カブトムシの採集に適した時期

カブトムシ採集を楽しむための時期について解説します。自然の中でカブトムシに出会うためには、彼らが活動する時期を知っておくことが大切です。

カブトムシ採集に最適な時期は、6月のお盆明け頃から8月末までです。

もう少し詳しく説明すると、地域やその年の気候によって多少前後しますが、

梅雨明けの6月下旬~7月上旬

オスが活動を始め、早い個体は樹液などに集まり始めます。まだ数は少ないかもしれませんが、いち早くカブトムシに出会えるチャンスです。

7月中旬~8月中旬・夏休みの期間

カブトムシの最盛期です。オス・メスともに多く見られ、採集を楽しめる絶好の時期と言えるでしょう。特に7月下旬から8月上旬にかけては、最も多くのカブトムシに出会える可能性が高いです。

8月下旬

徐々にカブトムシの数が減り始めます。
自然のもとでは繁殖活動を終え、体力を果たして寿命を迎える個体が増えてきます。

家で飼うなら

カブトムシは越冬をせず、冬を迎える前に死んでいきます。
家で飼うなら10月末を目指し、それまで目いっぱい生きられるようにしてあげましょう。

カブトムシの採集は2段階。事前の採取ポイント探しと夜の採集。

カブトムシの採集は事前の採取ポイント探しと夜の採集の2段階があります。
それぞれの要点について見えていきましょう。

昼の場所探し・採集ポイントの下見

カブトムシ採集の成否を大きく左右する要因、それはまさに「どこにいるか」を知っているかどうかに尽きます。つまり、カブトムシが生息するエリア、さらに言えば「どの木にいるか」を把握しているかどうかが重要なのです。

「カブトムシはクヌギやコナラの木を好む」というのはよく知られていますが、実は定番のクヌギやコナラ以外にも、カブトムシが集まる木を見つける方法はあります。クヌギやコナラを知らなくても、カブトムシを見つけることは可能なのです。

そこで、カブトムシが集まる木を探すためのコツをいくつかご紹介します。

【最重要】樹液が出ている木を探す・カナブンやスズメバチのいる木を探す

カブトムシは樹液を求めて集まります。そのため、樹液が出ている木を見つけることが最も重要なポイントです。

樹液が出ている木は、樹皮が傷ついていたり、樹液が流れ出している跡があったりします。
甘い匂いがすることもありますので、注意深く観察してみましょう。
クヌギやコナラに限らず、他の種類の木でも樹液が出ていればカブトムシが集まっている可能性があります。

樹液が出ている木には昼間はカナブンやスズメバチが集まります。
スズメバチは顎が強く木をかじるので、木の表面が削れ新たな樹液が出てくるので、樹液の出る木を探す目印にもなります。
※ スズメバチはとても危険な昆虫です。大人も子供も近くには寄らないようにしてください。

クヌギ・コナラの木を探す

クヌギ・コナラの木は、どんぐりがなる木です。
木を見分けるときにはおおざっぱに言えば木の表面を見るとよいでしょう。

クヌギ・コナラは表面がごつごつした木です。
他のよく見かける木と比べるとわかりやすいですが、クヌギやコナラは目が粗く、ゴツゴツとしています。

夜のカブトムシ採集

カブトムシは19時ごろから徐々に樹液に集まります。
ちょうど、日が沈みスズメバチが活動しなくなる時間に合わせてカブトムシは出てきます。

昼間の樹液探しに加え、夜のカブトムシ採集は運と道具の準備です。

子どもの安全確保とカブトムシ採集成功のための準備 アイテムリスト

必須アイテム

  • 虫取り網
  • 虫取りかご
  • ヘッドライト
  • 服装 長袖・長ズボン
  • 水筒

カブトムシ採集を楽しむために

  • 食べ物
  • 光るタスキ

カブトムシ探しに適した虫取り網

虫取り網は100円ショップでも売っていますが、カブトムシ採集ではお勧めしません。
カブトムシは木の中腹にいることも多く、100円ショップの虫取り網では大人が使っても届かないことが多くなります。

虫取り網は1,500円や3,000円など手ごろな価格でも150cmや180cmなど長めの虫取り網がありますので、準備することをお勧めします。

虫取りかご

カブトムシの採集で使う虫取りかごは網かご型でも飼育ケース型でもどちらでも大丈夫。
しいて言うなら肩掛け式にして、大人が持つことをお勧めします。
(手で持つタイプは置き忘れて暗闇で見つけられない・肩掛けを子供に持たせると転んだときに怪我をする)

ヘッドライト&光るタスキ

大人も子供もヘッドライトがおすすめです。子供も大人もとにかく人数分を用意しましょう。

手持ちのライトは手をふさいでしまうので、ヘッドライトが断然便利。
子どもにもヘッドライトをつけさせることで、暗闇で子供が走り回っても見つけやすくなるので安全対策としてもお勧めです(暗い公園で子どもを見失う瞬間は少しの時間でも本当に肝を冷やします。我が家の経験上、幼稚園・保育園の子供はもちろん、活動量が増える小学生もヘッドライトは必須だと思っています)。

光るタスキも子供と暗い公園や雑木林へ出かける際には安心安全のために役立ちます。

服装 長袖・長ズボン

カブトムシがいる公園や雑木林は、蚊が多くいますが、昆虫採集では虫よけスプレーの使用は極力避けます。
また、カブトムシ採集は暗いなかでおこなうので、足元の枝も怪我のもととなります。

夏場でも長袖・長ズボン・靴下・スニーカーを身に着けて、肌を出さないことが大切です。

カブトムシトラップに挑戦しよう

カブトムシトラップを調べると、タイツや洗濯ネット・水切りネット、ペットボトルを使う情報が出てきますが、これはNGです。
タイツや洗濯ネット・水切りネット、ペットボトルのカブトムシトラップを使うなら、事後の片づけを必ず行わなくてはなりません。

子供と楽しい思い出作りをするなら、ミツやバナナを直接木に塗り付ける方法がおすすめです。

シンプルなカブトムシトラップ

  • バナナをビニール袋に入れて、袋の中でつぶします。
  • 1日~1週間ほど常温に放置して発酵させます。
  • 甘く強い匂いがしてきたら準備成功。発酵したバナナを木に直接塗り付けます。

こだわりのカブトムシトラップ

つぶしたバナナにドライイースト(酵母)や焼酎、糖を加えて発酵を促すと匂いもいっそう強くなり、カブトムシが集まりやすくなります。

親子のカブトムシ採集 その他の注意事項

水分補給をわすれないで

夜といえど、夏の屋外はまだまだ暑いです。現地に着いたらまずは水分補給。
熱中し過ぎて水分補給を忘れないよう、我が家は15分おきに水分補給タイムを設けます。

捕まえた後はどうするの?

多くの人がカブトムシに触れられる豊かな自然を維持するためには、ひとり一人が捕まえたカブトムシを持ち帰らずに逃がしてあげることが有効です。

それでも捕まえたカブトムシを飼いたいなら、飼育も親子で学びの機会にできるよう、しっかり飼育の準備をしましょう。

  • 捕まえたカブトムシは飼うの?飼わないの?
  • カブトムシを飼うとしたらどこで飼う?
  • カブトムシの世話はどうやるの?だれがやるの?
  • カブトムシが死んだらどうする?(我が家は家の花壇に埋めています)

カブトムシ採集の出発前に約束事として決めておくことをお勧めします。

カブトムシの飼育準備については「カブトムシ(成虫)の飼い方 飼育初心者向け基礎知識&必要なもの」で詳しくはご説明いたします。

タイトルとURLをコピーしました