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1月・冬の昆虫採集 多摩川河川敷東京都世田谷区エリア昆虫観察

こんちゃんネットのブログ『リトルファーブル昆虫記』では、息子との昆虫採集や飼育を通して、その楽しさを多くの方に伝えています。

今回は、冬の多摩川河川敷での昆虫探索の様子をお届けします。

多摩川河川敷で見つけた「むしのすみか」

虫好きの子どもがいるようです。素敵な昆虫の住処ができていました。どんな虫が住んでいるのかな?また見に来ます。

虫の住処用に積まれた木
「むしのすみか きをもっていかないでネ♪」

カマキリの巣

カマキリの卵を見つけました。カマキリは、スポンジのような丈夫な袋の中にたくさんの卵を産んで、卵嚢を作ります。

オオカマキリ・チョウセンカマキリ

冬はカマキリの卵嚢探しに最適な時期です。木の葉が落ちるので、木に作られた卵嚢を見つけやすくなります。少し探しただけで20個以上見つかりました。

卵嚢からカマキリの種類を見分けるポイント

見つけた卵嚢はオオカマキリかチョウセンカマキリ。

卵嚢からカマキリの種類を推測する際は、その大きさや形、そしてその地域で見られるカマキリの種類(暖かい時期に成虫を見かけた経験)などを総合的に判断します。
今回の卵嚢は、大ぶりで風船のような形をしていることから、オオカマキリかチョウセンカマキリが候補に挙げられます。
この地域ではオオカマキリもチョウセンカマキリもいるため、この卵嚢はオオカマキリかチョウセンカマキリのものと言えます。どっちのものかは生まれて育ってからのお楽しみです。

イラガの繭

イラガのまゆ
下にもイラガの繭がいくつか付いてます

木についた卵型のものは、イラガの繭ですね。見事な擬態色。くっついた木に合わせてそっくりな色・模様になります。
昆虫に興味を持つ前は、木の瘤(こぶ)か何かだと思っていました(笑)

イラガ、イラガと呼ばれますが、イラガにもいくつか種類があり、この擬態色の繭はヒロヘリアオイラガの繭です。
繭は木の比較的低い位置に作られることも特徴です。

形や大きさが均一で、形のイラガの繭がいくつも並んでいるのは、面白いですね。

イラガの幼虫「電気虫」

イラガの幼虫は、電気虫とも呼ばれていて、かっこいい名前ですよね。思わず触ってみたくなる気持ちも分かりますが、絶対にやめてください。

イラガの幼虫は、毒針を持った毛虫のような昆虫で、触ると激痛が走ります。その痛みから「電気虫」と呼ばれるようになったのです。

この痛みは、静電気のような一瞬の痛みではなく、かぶれたような強い痛みが長く続きます。
春に幼虫から初夏に幼虫を見つけたら触らないことと、冬の繭の中にも幼虫がいるので、触らないように気をつけましょう。

その他の昆虫観察

春になると活動を開始するクビキリギスなど、冬眠中の昆虫たちも、多摩川河川敷のどこかでじっと冬を越しているはずです。

冬でも、そんな昆虫たちの隠れ家を探してみるのも面白いですね。

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